【マンガ喫茶 吉田ルーム】、今週は『違国日記』 |
今週は豊田萌絵さんに『違国日記』をご紹介しました!
ミューコミプラス水曜日のサポーターは、小学館
現在お送りしているコーナーは、
『マンガ喫茶 吉田ルーム』
★年間に数百冊のマンガを読み、
マンガ大賞の発起人でもある吉田アナウンサーが、
『最近出会った面白いマンガ』『いま、誰かにオススメしたいマンガ』
を紹介するコーナーです!
今回、豊田萌絵さんにご紹介したマンガは、
『違国日記』
★『フィール・ヤング』に連載中。
ヤマシタトモコ 先生の作品。
★35歳の小説家の高代槙生(こうだいまきお)は、
姉夫婦の葬式で、15歳の遺児・朝(あさ)が
親戚間をたらい回しにされているのを見過ごせず、勢いで引き取ることに。
翌日には我に返った槙生は、持ち前の人見知りが発動。
対する朝は、人見知りもなく、“大人らしくない大人”・槙生との暮らしを
もの珍しくも素直に受け止めていく ・・・というストーリー。
この作品のポイントは…
『年齢によって全然ちがう読み方ができる』
吉田「朝ちゃん15歳、35歳の1人で生活している小説家の槙生。
読んでいる人の年齢にとって、話の感じ方が変わってくる作品です。
豊田「私は35歳の女性の目線になる気がするな」
吉田「豊田さん23歳ですけど、15歳の時って、大人ってもっと立派だなと思ってましたよね」
豊田「そうですね」
吉田「でも大人になってみると、そうじゃない。
大人にとって楽なのは、高校生ぐらいの頃から一緒にいてくれた友達だったり、
そういうリアルなところが描かれています」
『超カッコイイ台詞』
吉田「人と会うのが苦手な槙生が言うセリフ『私はいつもだいたい不機嫌だし』これ言えます?」
豊田「ネガティブな台詞って思っていても、人にはなかなか言えませんよね」
吉田「その前に出てくる、親戚をたらいまわしされている事について
『15歳の子供は、こんな醜悪な場所にはふさわしくない。
少なくとも私はそれを知っている。もっと美しい物を受けるに値する』」
豊田「「かっこいい!小説家ならではの言い回しとか出てくるんですね」
『絶対に1話だけではやめないで!』
豊田「あぁ!あるある!」
吉田「この作品は2話まで読んでからじゃないと言える事が言えないんですよ
1話まで読んだ印象と、2話まで読んだ印象がちがうんです!
1人でいるのが好き、不器用な人にオススメの作品です!」
豊田「参考になるかもですね。人付き合いとかの」
『違国日記』について、詳しくは
https://comic.pixiv.net/works/3930
をチェックしてください!